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■レーシック情報:レーシックで老眼も治療可能ブログ:17年05月29日


あたしがまだ小さかった頃、
誕生日に父が柴犬の子犬を買ってくれました。

フワフワのその子犬をあたしはとても可愛がっていましたが、
ある日、リードを噛み切っていなくなってしまいました。

あたしは日々「帰ってきて」と祈りながら、
子犬の寝ていたダンボールの箱を見ていました。

しばらくして父が
「もう帰ってこないだろう。片付けるぞ」と言いました。
あたしはもう少し待ってくれるように頼みました。

そして子犬がいなくなってひと月ほどたったある日、
あたしが幼稚園から帰ると、ダンボールの中に子犬がいました。

片目の周りに赤いマジックでいたずら書きをされ、
足に怪我をして帰ってきたのです。
あたしは泣きました。

うれしかったことと、
いったい誰がこんな酷いことをしたのかと思う悔しさとで、
少し大きくなった子犬を抱きしめて泣きました。

それから少しして、
子犬はだんだんライスを食べなくなりました。

父は「変だ」と言い、医者に連れて行き見てもらいましたが、
医者に「もう助からないよ」と言われました。
あたしは泣きながら子犬を抱きかかえ、家に帰ってきました。

次の日の朝、子犬は動かなくなっていました。
あたしは冷たくなった子犬を抱いて泣きつづけました。

父はダンボールに子犬の好きだった物を入れ、
その中に子犬を寝かし、蓋をしました。

その日は幼稚園を休み、
父と二人でダンボールを持って海に行きました。

茅ヶ崎の海は、鎌倉の海と違って波が荒々しくて、
あたしはあまり好きではありません。

でも父は「ここでないと子犬は帰れないよ」と言い、
海に子犬の寝ているダンボールを流しました。

あたしと父は、
子犬が波にゆられていくのをずっと見ていました。
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